繁忙【2024年04月30日】

4月は忙しくてこれを書く暇もなく記憶が脱落している。

仕事は少し予想はしていたものの、てんやわんや。
若い頃ほど体は動かないので、出来ないものは出来ないのだが。
ある程度知っているスタッフと作品もシリアスではないので気分が重いわけではない。
そして久しぶりに演出の仕事を引き受けている。
ちょっとした、やり方やコツを忘れていたりして余計な時間がかかっているが、手を動かすうちに思いだしてきている。思い出したからといって体がついて来ているわけでもない…。
昔の様に放送に追われて落ちたら違約金か…というような状況は今はほとんどない、と思う。
(なんか改行が変…。というかSHIFTを押しながら改行すれば一段空かないということを今学んだ。)
なので、切羽詰まっているものの、なる様にしかならんだろうで済ませている。

とにかく人手不足な状況は解消される見通しがないのでAIの活用は必須になるだろう。
とはいえ、映像だとまだHDの出力もハードルが高い様なので仕事で使える様になるには時間がかかるかもしれない。
遊びで触りたいけれど、いつになったらそんな時間が取れるのか分からない。
adobeのfireflyを少し試してはみた。猫の画像を作ってみたがあまりに簡単で面白い。
自分の狙った画像が出すのは難しいので、かなり工夫が必要そうだ。

音楽も浸って聴く時間がないので昔の曲ばかり流している。
Youtube musicのおすすめで出てくる新しい曲は当たりの確率は低い。

Youtubeで園芸チャンネルばかり流している。
アジサイが欲しいけれど買いに行く暇がない。
もうシーズンが終わってしまう。
狭い庭でも鉢などで結構色々出来そうで、映像で出てくる庭はどれも魅力的で癒される。
やりたいことが溜まっていくばかりで、どうしたものか。

現代美術館でやっているホー・ツェーニンも見に行きたい。
オッペンハイマーもチケットは買ったものの、タイミングが掴めない。

頭がまわらない。
まずは仕事を終わらせよう。

春だから【2024年04月06日】

SNSを見ていたら、春を期に事務所を退所したという人が増えていた。
業界を辞める人もいるし、移籍するだけの人もいる。

かつて一緒に作品を作った仲間で業界を去る人に対しては、いつも少しだけ申し訳なさを感じる。
自分の作品にもう少し力があれば続けられていたのか、とか制作環境がもう少しマシだったら良かったのか…とか。
色んな事情があるので、それはこちらからは知り得ないし、一個人が力になれることなど少ないのだが。

私もいつ辞めても構わない、と思っていた。しかし他に出来る事もなくズルズルと続けてきたような質である。

我々の様な仕事が続くかどうかは半分くらい偶然なのかもしれない。

業界の労働環境を改善しようとみんな頑張っているが、労働環境の問題と仕事が続くかどうかは別の問題という面もある。

どんな仕事でも向き不向きはあるし、やってみて初めて向いてない事に気づくということもある。

気づいたら早めに方向転換できた方が良い。

環境が良ければ花開いたのかもしれない才能を持った人はたくさんみてきた様に思う。

しかし仕事の才能があっても、それが人生の幸せに直結しているわけでもない。

どういう選択が自分にとって良かったのか、人間には選択した後の人生しかわからないので知る由もないが、なるべく後悔がないと良いとは思う。

やらずに後悔するよりはやって後悔する方が後悔の度合いは少ない…ような気はする。

新しい道に幸あれと、若人の背中を見つめながら祈るばかりだ。

そろそろ春【2024年04月01日】

長男猫を病院へ連れていく。

血液検査の結果、腎機能が衰えてきているとのこと。初期の腎臓ケア用の食事を検討。

歳をとると腎臓が弱るのは猫では良くあることで先に旅立った猫たちも腎機能の低下が大きな原因で逝った。

水をたくさん飲ませるのは基本だけれど、なかなか難しい。

陶器の器を好む、噴水みたいな給水器も好き、ということで先代猫のいる時代から導入はしているが、猫は基本的に舌でペロペロと舐め取って飲むというスタイルなので人間の様にはたくさん飲めない。

最近、ジェルタイプで少し味のついた経口補水剤が出てそれも好むのでなるべく使うこととする。

腎臓ケアの食事は膵臓に負担をかける可能性があり、一長一短ということらしいが、腎機能が明らかに落ちているということなので先ずはそこからの対処になるのは仕方あるまい。

若い猫たちとの食事の食べわけが非常に難しいが、時間を決めて人間の見ているところで食べてもらうしかなさそうだ。

猫も人間も歳を取れば体の維持に手間がかかる。

できるだけ快適に人生を送らせてやりたいものだ。

久しぶりに自分の作品だが演出を担当する事になり、明日は打ち合わせが入っている。

一体何年ぶりなのか…。

アイカツスターズ!のコラボ回を担当して以来かもしれない。

演出というのは半分体力勝負なので、ちょっと不安ではあるのだが、なんとかやりきれることを祈りたい。

現場のアニメーターとコミュニケーションする機会も最近極端に減っているので、いい機会かもしれない。

ビヨンセがタワレコでサイン会をやったのが話題になっていた。

まあ、思いつきで決めたのだろうけど実行したのは周りも含めて凄い。

日本じゃなければ逆にあんなサイン会出来ないのだろうが。

リズムが面白いということでVijay IyerのHuman Natureを聞く。

2010年の曲。