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少しは本を読む時間ができそう【2025年07月28日】

1日だけ水をあげられなかったキク科の植物がカラカラに干からびていて、これはやっちまったなと思いながら祈る気持ちで水を与えたら、昼にはしっかり復活していてホッと胸を撫で下ろした。
暑さ寒さに強いという種類ではあったものの、しょぼしょぼに縮んで鉢に這う様にしなだれていた葉があっという間に復活したのは驚く。
流石に新芽などは痛んでいて、本格的に復活するには時間がかかりそうだけど。

どうもここのところ沢山枯らしてしまったので、諦めていたのだが強い種類は本当に強い。

特にキク科の花は強いものが多い印象で、結構いろんな種類を買い込んだ。

エキナセアもキク科。

菊と言えば和風のお供えに使うようなもののイメージしかなかったが、園芸種は色んなものがあって本当に楽しい。

ローダンセマム、オステオスペルマム、エキナセア、アスター、etc

たぶんキク科の植物が一番多く生き残っている。

暑さに強くても葉焼けして葉の一部が干からびてしまっているものも多い。
これはどうにも避け難いような気はするが、何かいい方法があれば知りたい。

少しだけ時間ができそうなので、映画理論系の本を読み始めた。

古い本なのだが、基本は今も変わらなく参考になる。

しかし、改めて理論系の本は難しすぎるところへ突っ込んでいってる感がある。

物語表現の技法を簡素に教えるようなものはないのかも。

シド・フィールドの脚本の書き方を教える有名な本も1冊読んだ。
何冊かあるのだが、大体内容は察した。

具体的な脚本の作り方ではあるのだが、いきなりハリウッド映画のようなものを書きたい脚本家の卵を向けた本なので、初心者が読んでもかえって分かりずらい。

しかも何か書きたいことがある人、を想定していて、そんな人は殆どいないだろう…と私は思う。

書きたいものとかなくても、そもそも人間は物語形式で何かを理解したり伝えたりするので、もっと素朴な教え方が可能なのではないだろうか。

実際仕事にしてしまったら、シド・フィールドの本のように見せ方について考えたりもせざるを得ないと思うが、初めからそれを教えても混乱を招く。


どこかの若い演出家が現場で使える辞書的な演出の本をクラファンを募って出そうとしているようだ。

なるほど、確かにそいう本はないのだが、どこまで本で伝えられるものなのだろうか。

私のやろうとしていることも似たような事ではあるのだが、細かな用語などは現場によっても違うし、あまりディティールに突っ込むのは難しいと思っている。

最近はオン・ザ・ジョブ・トレーニング、OJTで教えてもらえる機会も減っていると思うので、そいった本の需要が有りそうだという事なんだろうが。

結局最後は、表現の技術なんかよりもっと面倒で難しいことが演出家を待ち受けている。

それこそ「何を」描くかなのだが、原作もの全盛の中、そんなことを考えることもアニメの演出家には求められていないようにも見える。

しかし、そこから目をそらすのも不可能だ。

梅雨明け【2025年07月19日】

今週は細かい打ち合わせとコンテの仕上げなど。

もう梅雨明けしてしまった。

植物への水やりも早朝にしないと暑くて作業がしんどいが、早起きもままならず。

アガパンサスはだいぶ花が終わりかけ。

エキナセアが一種類花をあげている。

あとはヘリアンサスが咲いているが、背が高いので風が強いとすぐ倒れてしまう。

いちじくもひっくり返って実が幾つかダメになった。



原作ものの構成で最近思うこと。

最近は12話か13話がスタンダード。長くて26話。
原作が上手くフォーマットにハマることはあまり無い。

とくに13話で、それなりの長さの話を収めようとするとダイジェスト的になりがちで心情変化も激しく、うっかりすると不自然になってしまう。

昨今は原作通りの構成を要求されることが多く、アニメとしては終わり方も中途半端になってしまったりする。

それでいいのか?と作り手としては思うが、商売になっているのなら文句も言いづらい。

なるべく上手く区切りをつけたいとは思うのだが。

少し時間ができそうなので、映画などにも行きたい。

校舎ナイトクルージング【2025年07月12日】

ロロいつ高シリーズの再演2回目。

あまり記憶しておらず、もしかして観ていなかったのかも。

だいぶディティールも変わっていたよう。

校舎で幽霊が出るという噂があったら、そりゃぁ見たくなる。
夜の学校を探検したという記憶はほとんど無いが、何かの折に見た記憶はぼんやりとある。

夜の駅舎とかは終電後の線路を歩いたりは学生時分にやった。もちろんよくない。

普段見られない光景、といってもとりたてて面白いことがあるわけでも無いが不思議な気分を味わえる。

幽霊とかほんとに会ってみたかったが、そんな特殊能力は持ち合わせていないらしい。
もちろん幽霊はいたほうが良い。
その方が世界は豊かだ。

見えるものだけでは、分からないことは山ほどある。

見えないものに支配され過ぎているのも考えものだが。

終演後は久しぶりの人も交えて食事。
会えて良かった。

いぎなり植物日誌【2025年07月11日】

近所の園芸店のセールでアンゲロニア、初雪カズラ、ギボウシを購入。(初雪カズラではなく初雪草・ユーフォルビア・氷河という種類だった)
プロミック(ピンクの)と住友化学園芸の(…と思ったら7月1日付でKINCHO園芸に名前が変わっていた)X-ENERGY(活力剤)も。

背が高いので風でバンバン倒れてしまうヘリオプシスを大きい鉢に植え替えようと思っていたが鉢は買い忘れた。
陶器鉢とか大きいスリット鉢にしないと自立しない。

アンゲロニアと初雪カズラは花壇の空いているところを埋める用で。(初雪カズラではなくユーフォルビア)

活力剤は、春から使っておくべきだった。

ヘリオプシスのの花が咲き始めた、が、金曜の夜から朝にかけての雨
風で鉢がまたしても倒れてしまった。
ヘリアンサスの上にのしかかって、茎を押し倒していた。
根本から曲がっていたものの折れてはいなさそうだったので、無事だと思いたい。

水曜は、いぎなり東北産のライブに。
伊達花彩ちゃん以外は、オーディションに来てくれた橘さんくらいしか知らなかったのだが、歌もダンスも上手くて楽しめた。
avexからメジャーデビューが決まったそうだ。
上手くいくことを願う。

終演後、誘ってくれた美術・装飾の寺尾さんと軽く飲み。
寺尾さんによると、ハロプロの客層に比べて随分若いらしい。
確かに20代から30代前半と見受けられる男女が多かった。
特に女の子。
ハロプロはおっさんが多いとか。
かわいいよりカッコいい、で見せてくれるので応援しやすいのだとか。
新曲でもハロヲタはコールを入れてくるらしい、伝統の賜物だろう。

大して飲んでいないのに凄く酔った。

久しぶりの酒だったからなのか、疲れているのか。

少し気を付ける。

植物日誌【2025年07月07日】

七夕だ。

タリクトラム・ヒューイッツダブル、エピディウム・ルブラム、タリクトラム・ロケブルニアナム、と耐暑性が少し弱い植物が軒並み枯れた。

エンジェルウィングもダメそう。

タリクトラムなど日陰で育てていたのだが、急速に調子を崩してしまった。

気温が尋常じゃなく上昇したので、そのせいだと予想。

耐暑性がない宿根草はうちだと夏越しは厳しいようだ。

苗だからということもあるかも。

秋から再チャレンジしてみたいものもあるが、気に入っていたものは全滅。


水切れが早いものなど少し植え替え。

オステオスペルマムは順調に根が張っているが、3本中2本は根本がクラクラしているのでどうしたものか?

小さな支えは入れてみた。

まだ幾つか植え替えた方が良さそうなものがあるが、枯れた植物の鉢を空けて、今週植え替えるか?

暑さが厳しいので、いじらない方が良いものもある。


ムスカリの球根を掘り上げた。

結構大きくなっていたものもあり。

バーバスカムも切ったので、空いたスペースに紫の千日紅とPWのユーフォルビア・ダイアモンドフロストを入れた。

ベロニカ・ハミングバード・ホワイトは光を求め花壇から斜めに飛び出そうとしている。

うちの植物は傾いて生えているもの多し。

場所的に日の当たる時間が限られているからだろう。

山場は抜けたか?【2025年07月05日】

梅雨はほとんど雨が降らないままあっという間に終わってしまって、のしかかるような暑さがやってきた。
日差しは殺人的な強さなので日傘なしに移動するのは危険だ。
植物も幾つか調子を崩しているが暑さが原因と思われる。
家の庭は全体に日陰なので暑さにそれほど強くないものは、そちらで育てているのだが、それでも枯れ込んでいるものがあって、暑さのほかに原因が思い当たらない。
よりによって、気に入っている苗が調子悪い。
ペンステモンだったか?はもうダメになってしまった。

特に花の大和で買った宿根草は長野の涼しい農場で育苗しているので、買ったタイミングが暑さが厳しくなる直前で失敗だったかもしれない。

一応、植物に付いてくるタグ?に説明があって暑さ寒さに対する強さや他にも特性が記載されているのだが、環境によってかなり違うので、育てて見ないと本来のパフォーマンスを発揮してくれるかは分からないものが多い。

強い植物もそれはそれで扱いが難しかったりするわけで、地植えすると大きくなりすぎたり、他の植物を駆逐したり。

エキナセアなどは冬に地上部が枯れるのでスカスカになってしまいつまらないので、鉢管理しようと思っているのだが、去年買ったものは多分水のやり過ぎで根腐れしてしまい芽吹かなかったので、上手くいくか心配。

3種類くらい買ったエキナセアは今のところは元気。
しかし花が咲いてるのは一つだけで、他のものは来年かなぁ。
秋に鉢増し出来るといいけど、大きくなってくれるか?

アガパンサスはファイヤーワークスだけ花をつけている。
紫と白のグレデーションでとても美しい。
アガパンサスの花は小さな花が球状に沢山集まって出来ているのだが一気に咲くわけではなく、下から順番に咲いている。
蕾も綺麗なので見た目は華やかだが、下の方は先終わって散り始めているので、全部咲いたところは見られないのかもしれない。
花持ちは比較的良いと思うのだけど、蕾が出来てから開花まで結構時間を要している。

少し時間が出来そうなので夏用の植物を植え込みたい。
しかし暑すぎるので上手く育つかは怪しい。

先週の日曜はJAniCAの総会で相変わらず委任状の集まりが悪かったものの、滑り込みで成立。
会員が多くなると議決権を有する人も必然的に増えて、しかし皆んな入ったきり議決権とか忘れてしまいがち。
町内会とかも委任状集めるのは結構大変だと思う。
一般社団法人は法律で社員総会が成立するための条件が決まっていたりするので人数の多い組織の委任状集めはどこも苦労しているのではなかろうか。

総会後、珍しく理事で飲み会。
私が参加してから初めて。
私が理事になった時はまだコロナ禍だったし、理事会ですらオンラインなので雑談をする機会もほとんど無かった。
多少なりとも、話をする機会が増えることは良いことだ。
皆んな忙しいので、集まれる機会はそうないが。

仕事はひと段落。
ついにコンテを抜けた。
うーん、時間かかりすぎ。

いろいろな作業しながら描くので、まあ仕方ないところはあるが。

どうも描画ソフトの挙動が遅く、その原因も分からないというのも時間がかかる大きな要因になってしまっている。

液晶タブレットが、ずいぶん古くなったのでそれのせいか…とも思ったけれど、お絵描きソフト以外では特に遅延は感じない。

パソコンはこれでオーバースペックといって良いはずなので、問題ないと思うのだが。

やはりタブレットかなぁ。

若い子が作業しているのを見てみたい。
ソフトの設定とかの問題もあるので他の人の環境を知りたい。

藤津亮太「富野由悠季論」を読み終わった。

想像していたのとは少し趣が違う。

演出技法などの解題が中心になっていて、一般的な評論ではない。

どちらかというと技術書のようなイメージ。

とはいえ、富野さんとその作品について私の知らない情報が沢山あって、そこは面白かった。

技術解説的なところは殆ど分かっているようなことの確認だったので、結構読み飛ばしてしまった。

もう少し、なぜそれをしたのか。
ある演出について、どうしてその時そういう選択をしたのかを時代性とともに藤津さんの見立てで推察しているようなものが読みたかった。

娯楽作家は、時代と無関係で何かを作るということはないし、富野氏も本文中でそのようなことを語っていることには言及されていて、その関係性の方が重要だと個人的には思う。

演出技法やキャラクター造形などは無限に選択肢がある中からそれを選んで使うわけだけれども、「選ぶ」というところに創作のかなり重要な部分がある。

私が興味のあったのは、富野由悠季の「選択」にまつわるエトセトラだったのだが、それについては今回の本は少なめ。
とはいえ、面白い部分も多々あった。

富野由悠季はモノを売るための作品を多く作ってきた珍しい監督なので、特に時代との関係性で何を選択してきたのか、分析すると面白いのではないかと思う。

私もモノを売るための作品を作った監督のはしくれだが、その面白さは独特のものがあると思う。

モダンチョキチョキズの配信が開始されたのでつい聴いてしまう。
学生時代を思い出す。
コミックソングの雄。

来週は久しぶりに遊びの予定が入っている。

舞台挨拶・いつ高【2025年06月22日】

週末は久しぶりに舞台の観劇。
三鷹でロロのいつ高シリーズの再演。
キャストは新しくなり、一緒に行った内古閑さんによるとアレンジもかなり加わっていたらしい。
期待通り面白かった。

舞台での役者の芝居は勉強になる。
特に日常をモチーフにした芝居は手の使い方や立ちポーズなど参考になることが多い。

アニメで人間の役者の様な芝居をさせるには、やはり手間や画力などの問題で相当に難しいと思うが、それでも上手く切り取れば可能だと思う。

リアルかどうか、ということではなく、人間が感情の発露や人に物を伝える時にやっていそうな体の動きをそれらしく作り出したい。

ロトスコープを使ったからリアルになるという物でもなく、上手な役者はリアルでないとしても「らしさ」で何かをうまく伝える術を持っているように思う。

上手いアニメーターもそうだろう。

映画を見ているよりも、常に全身が見える舞台の方が役者の技術をわかりやすく感じることができる。

帰りに喫茶店で内古閑さんと話し込み、長居しすぎて店員なのか店主なのかおじさんに追い出される。

久しぶりに会って積もる話が尽きなかったもので。

日曜は午前中にアイカツ!メモリアルステージの舞台あいさつ。

下地嬢、川上嬢と登壇。

客席には知り合いの大学生のリアルファンだったお嬢さんも来てくれていた様で嬉しい限り。

楽屋の雑談で、横浜で開催中の衣装展に来てくれているお客さんも、ほとんどが女の子と聞いた。

劇場にも結構女性ファンが来てくれていた。

10thの時でしばらくこの手の登壇も無くなるだろうと思っていたが、忘れた頃に呼ばれて記憶を掘り起こすきっかけになっている。

とはいえ、どんどん制作時の記憶は遠のいているので今後も話すことができるのか自信はあまりない。

帰り道、ついでにとセール中の近所の園芸店に立ち寄ったのだが、あまりの暑さに少し熱中症気味になったしまった。

千日紅とPWのユーフォルビアとリーフを買う。
ホスタとかは欲しいと思ったが重くなるので諦めた。
オージープランツなんかは殆ど売れてしまっていた様だ。

家に帰って花壇を眺めてから、もう少し買ってくればよかったかなと思ったりする。

花がほとんど終わったバーバスカムは引っこ抜いて何か他のものを植えよう。

しかし、作業できるとしたら週末になりそう。

買ってきた苗も放置になりそうだが、あまりに暑いので心配。

あ、アメリカがイランの核施設を攻撃したとか…。

どうなることやら。

植物日誌:ローダンセマム枯れる【2025年06月17日】

今日は以上に暑かった。

しばらく前から、株元が枯れ込んでいてしんどそうだな…と思っていたローダンセマムが2つとも枯れた。
日陰に移動してみたのだが、甲斐なく。やはり暑さと蒸れかなぁ。
同じ菊の仲間でもオステオスペルマムは全然元気で、株元はやはり枯れ込んだ部分もあるが花芽すら上がっている。
ローダンセマムは買ったのも遅かったので株もあまり大きくなったいなかったせいもあるかも。

午前中に買ってから一月ほど放っておいた苗、タリクトラム・ヒューイッツダブル、タリクトラム・ロケブルニアナムをスリット鉢に植え替え。
ヒューイッツダブルの方は根が全然張っていなくてポットから出した時に根がかなり千切れてしまう。
地上部は元気なのだが暑さもあり、かなり不安。
紫の小さな花が咲くはずで気に入っているので無事根が張ってくれることを祈る。

ヘリアンサス・レモンクイーンは先日大きい鉢に植え替えたのにも関わらず水切れが早い。
暑いので仕方ないか。

水やりがいよいよ大変になってきた。

梅雨入り【2025年06月15日】


梅雨入りしたらしいが週末は雨なものの来週は結構晴れそうで、空梅雨になりそうな雰囲気。

仕事はジリジリと進んでいる。
今週は大きなイベントは音響作業、編集。あとは細かな打ち合わせ。
それなりに使える時間がある割にはコンテの進みは悪い。

園芸作業は水やり以外は特に出来ず。
植え替えたい苗が2つあるが、来週晴れてからやるしか無さそう。

ローダンセマムの調子が悪かったので日陰に移動したが日陰すぎたのかさらに調子が悪くなり復活は難しそう。
やばいかと思っていたバーベナ「はなあかり」はなんとか生き延びてくれた様で再び花をつけた。
コゴメウツギは明るい葉が綺麗で気に入っていたのだが、しばらく前の雨続きで軒下に移動していなかったせいか調子を崩し、新芽はある様なので枯れた部分をバッサリカットして様子見。強健な種類というもののちょっと厳しそうである。

アガパンサス・ファイヤーワークスの花芽が上がってもう直ぐ咲きそうな状態。
少しお高い株だったが、根はガチガチに張って購入時入っていた鉢から出すのにガンガン叩かないと出てこなかったぐらい。
葉もしっかり茂って、花茎も太く風が強くても折れないだろうと思われる。
花色がとても美しい品種なのでめちゃくちゃ楽しみ。

幾つか買ったエキナセアはまあまあ元気に育っている様子。
今年はどこまで花はそんなに咲かないだろう…しっかり冬越しできるくらいに株が大きくなるかが心配。

ガザニアビーストは真ん中がぱっくり割れて不格好だったのが、芽が出て埋まっていきそう。強健で花もよく上がるが、あんまり見た目が良くないなと思っていたのでこん盛りしてくれると嬉しい。

スーパーアリッサムはぽちぽち咲き始めたものの、あまり花付きは良くない。そもそも時期を外れてしまったので仕方ないのかもしれないが。秋にもっと花が上がるのを祈りたい。ちょっと水捌けが悪いのかもしれない。

いちじくはとにかく葉っぱがデカくなって小さな実も出来ている。

イスラエルがイランに仕掛けたのは流石にやりすぎだろう。
ネタニヤフはチキンレースに勝てると思っているのか?

藤津亮太「富野由悠季論」を読み始める。
技術的なアプローチが主体のちょっと変わった作家論みたいだ。

雨音がし始めた。

浜野志保「写真のボーダーランド」【2025年06月07日】

とにかく後一歩というのは遠いもので、あとは自分のコンテを終わらせれば山を越えるという状態にあるけれど、思った様には進まない。

ちょこちょことしたチェックやら、少し時間がかかる作業やら仕事自体は常に積まれている状態なのと、自分の体力やら気力がこれまでの山を超えた後に通常状態に戻るまではずいぶん時間がかかる様になってしまったのでいたしかた無い。

私の作業が進まないことには、先に進めないので少しスケジュールは見直ししてもらいつつ、少しづつでも作っていく。

急に暑くなったのも体力を削いでいく。
スタジオに入った方が集中はできるのだが、移動時間をそこで消費する体力を考えると家での作業にしてしまいがち。

監督業は自分の作業が終わると人に託すしかなく、その時間が結構長いので今年の後半は待っている時間が多い。
カップラーメンの様に蓋をして3分経ったら出来上がりというわけには流石にいかないので、鍋の蓋をとって様子を見ながら時間までに茹で上がらなければ野菜を小さく切り直す様なことも必要になってくる。

「写真のボーダーランド」が面白かった。
博論を大幅修正して作ったものらしい。

心霊写真の類は最近は流行らないが、AIの作る画像は心霊写真の類だ。
見えないものを可視化したいという欲望は人眼のマインドの奥深くにセットされている。
というより、奥深くのものを見つけるために写真も発明当時から利用されてきたということか。

映像を盛るということも、ごく初期からあるし、写るという段階で照明や化粧や美的な構図やら様々な形で盛られている。盛らないと写らないという物でもあったりする。

今は、人間の目ではわからない様なディティールが記録され拡大され再生される。これはありのままというものでもなかろう。

フレームもまた映像の切り離し難い限界だ。
もちろん限界を作らないと人げには認知不可能なわけで、VRは映像そのもののフレームがなくなった代わりに人間の認知のフレームが採用されているだけだ。

映像の虚構性が顕在化するとアニメの様な虚構の映像の真実性は相対的に増すのかもしれない。

Vtuberの隆盛も、その延長線上にあるのだろう。

幽霊の復権は死んだ人間を喋らせてしまう AIの映像の中ですでに始まっている。

人間の中に常に存在する見えざるもの、について考える。